ジュラシックワールド・エボリューション2 Wiki
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そうですね、インドミナス・レックスは、私が手掛けた中でも最もインスピレーションに満ちています。 自然は恐竜を創り出したが、インドミナス・レックスを生み出せるのは私だけ。 それには膨大な研究、遺伝子の混合に接合や操作、そしてもちろん、粘り強い意志が求められました。 その結果が、美と力を兼ね備えたハイブリッド型の恐竜です。 頂点捕食種の中の頂点ですよ。 ですから敬意を持って、大切に世話してください。


ヘンリー・ウー

概要[]

インドミナス・レックス(Indominus rex)は、ジュラシックワールド・エボリューション2に登場するハイブリッド恐竜の一種である。

かつて、サンドボックスモードにて飼育するには、下記の非常に面倒な条件を満たさなければならなかった。 そのためゲームが発売された当時のプレイヤーは皆、凄まじいまでの苦痛とヒシヒシと感じられる億劫な気持ちをなんとか抑えて苦行を果たしていたという事である。

モード名 解除条件 出現ステージ
キャンペーン 登場せず N/A
カオス理論 研究した上で、孵化場より囲いの中へ解き放つ。 ◯ジュラシック・ワールド
チャレンジモード 研究した上で、孵化場より囲いの中へ解き放つ。 ◯アメリカ北西部

説明[]

インドミナス・レックスは、デイノスクス、ギガノトサウルスカルノタウルスヴェロキラプトルティラノサウルス・レックス、さらにアマガエルやヘビなど複数の属をかけ合わせて人工的に作られた「ハイブリッド属」で、恐竜界では稀有な存在。

ギガノトサウルスの巨大な体格、ヴェロキラプトルの知能とスピード、ティラノサウルス・レックスのパワーと攻撃性、さらにアマガエルとイカの赤外線放射抑制能力を持ち、最も恐ろしい恐竜と言える。

生態[]

インドミナス・レックスは、「ハイブリッド」といわれる複数の生物の遺伝子から創り出された生物。名前の意味は「制御不能な王」である。本来このようなハイブリッド動物は固有の学名をもたず、母動物の学名x父動物の学名という形式の学名がつけられるため、「インドミナス・レックス」というのも正規の学名ではない。(イヌやネコなどはC.l.familiarsやF.s.Catusという種の中で「品種」という分類が存在するだけなので、このような扱いはなされない)。まぁ筆者も別にその手の学問に特別詳しいわけでもないし、このために多少命名の法則を探っただけなのであしからず。当然ながら現実には存在しないジュラシック・ワールドシリーズオリジナルの生物である。

その遺伝子構成はカオスそのものであり、ティラノサウルス・レックスのゲノムをベースに「デイノスクス」[1]、「カルノタウルス」、「マジュンガサウルス」、「ルゴプス」、「ギガノトサウルス」、「ピクノネモサウルス」、「アベリサウルス」、「テリジノサウルス」、「ヴィアヴェナトル」そして「ヴェロキラプトル」の遺伝子を組み込まれた。さらにこれに加えて現生生物の「アマガエル」、「コウイカ」、「マムシ」の遺伝子ももっているという。結果として、

  • Tレックス譲りのパワー
  • デイノスクスの驚異的な咬合力(少なくとも50口径の銃弾[2]を防ぐ防弾ガラスを粉砕できる)
  • ギガノトサウルスの巨体
  • アベリサウルスの装甲版(ライフルの銃弾を跳ね返す[3])
  • テリジノサウルスの爪
  • 140~160デシベルの咆哮[4]
  • マムシの赤外線感知能力
  • コウイカのカモフラージュ能力
  • アマガエルの放熱量調節機能
  • そしてこれらの能力をフル活用するためのヴェロキラプトル由来の高い知性

を兼ね備えたとんでもない生物が誕生してしまった。

性格は凶暴そのもの。非常にたちの悪いことに、知性の高さ故に嗜虐性というものを理解し、食うわけでも、生命の危険を感じて縄張りから追い出すわけでもないのにほかの生き物を娯楽のために襲って殺すという残忍な性質をもつ。生物としてもはや過剰な域にまで達したその身体能力を以てありとあらゆる生物を殺戮するだろう。

結果として「ジュラシック・ワールド」の新たな目玉として生み出されたこの恐竜はたった一頭で大勢の人間と恐竜を食い殺し、パークを激しい混乱に陥れて閉園にまで追い込んでしまった。ウー博士の創り出した人間の傲慢さの一つの完成系ともいえるし、その傲慢さが人間に牙を剥くという自業自得な結果となった。

フィールドワーク[]

世紀のハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」は、様々な生物の遺伝子を組み合わせて作られた新種の生物である。 どのような行動を取ってくるのかは誰にも予測がつかず、胸の中に常時怒りの炎を燻らせている彼女を平穏無事のまま飼育するには、女王陛下を相手にするような繊細な心遣いが必要となる。

インドミナス 環境1-1
インドミナス 環境2-1
最適な飼育環境

まず彼女を囲う柵は必ずコンクリート壁にしなくてはならない。 何故そうしなければならないのかというと彼女は吹き荒ぶ嵐の風にすこぶる弱いため、すぐフラストレーションを溜めて外へ逃げようとしてしまうからだ。

今作の恐竜は嵐にあっても閾値の数値が固定で20%しか下がらないため、下限80%に設定されている恐竜は生息環境さえ整っていれば暴れることはない。 ところがインドミナス・レックスの閾値は85%に設定されているため、どう足掻いても脱走したい本能を抑える術がない。 だからこそ用意されている中で最高耐久を誇るコンクリートで囲う必要がある。 まかり間違って初期装備の電気柵などで囲ったら、飴細工のように鋼鉄を砕かれてしまう。

また自身のテリトリーに入ってくる者に対しては一切容赦せず、見つけ次第屠りに往く情け無用な性格を持ち合わせている。 例えそれが同族であろうと彼女の健康をチェックしに来たレンジャーやMVUの救急車であっても関係ない。 完膚なきまでに叩きのめすまで、この白い悪魔の怒りは収まらないのだ。

ただしアップデートによりヴェロキラプトルとその遺伝子を継承したスピノラプトルと共存可能となり、大型と小型の肉食恐竜という通常なら争い待ったなしの関係が同じ環境下で暮らすという光景を見ることが出来る。しかも遺伝子自体は同じとはいえお互い別種なのだが同じ檻の中にいると交流も交わすしなんと彼女がラプトル達のリーダーとなる。

インドミナス・レックスは獲物を狩る際に、周りのものに擬態して忍び寄る習性がある。 草木に紛れて現れる彼女に気づいた頃には不揃いな歯が揃った大口にカブり付かれ、そのまま丸呑みにされてしまうことだろう。

さらに「シークレット恐竜パック」では「ルクス」のスキンが追加される。これを適用すると模様が青く発光する個体が作れるようになる。

その姿は美しくも恐ろしい

攻略時の留意点[]

評価値は恐竜の中でトップクラスの1850で、これと並べる陸生生物は同じハイブリッドのインドラプトルしかいない。

ただそれだけの高評価を稼げることもあって製作費はバカ高く、軽く300万ドルが溶けてしまう・・・が、それ以上に厄介な点がこの恐竜には存在する。 それは研究するのが死ぬほど面倒くさいという点である。

彼女を作るには4つのステップを踏む必要がある。 1つは「カルノタウルスのゲノム25%、ヴェロキラプトル25%、ギガノトサウルスのゲノム25%、ティラノサウルスの遺伝子50%を採取したのち研究し、孵化場から解き放つ」という条件がある。 ただでさえ出費が利益を上回る本ゲームにおいて、この条件を提示されるのは非常にしんどい話だがこれはまだいい。 問題なのはその後に控える2つ目で、彼女を作るために科学者を割り振って研究をするのが凄まじくしんどいのだ。

インドミナス・レックスを研究するのに必要なスキルは、ロジスティックが「 9 」、遺伝子学が「 24 」となっておりその数値を稼ぐこと自体は容易なのだが、実は人数制限がありたった4人しか配属させることが出来ない。 つまり7人いてスキルの累計が余裕で足りていても、割り振る際の4人に同等のスキルがなければ彼女を一生作ることが出来ない。 一応科学者の教育でスキルを上げることが出来るが、数値の振り方を間違えるとその時点で詰む可能性がある。

こんな不可解で面倒な作業をカオス理論モードのジュラシック・ワールドシナリオにて普通に求めてくる上に、その時が来るまでバカ高いスキルが必要ということは当然教えてくれない。 その時が来て急に「リンス買ってこい」みたいな口ぶりでプレイヤーに命令を出してくるのだから相当に情け容赦がない。

インドミナス 研究
これが必要な条件(チャレンジモード)

科学者は個室トイレの中で研究してるのだろうか

それ以降に待ち受ける3つ目の合成と、4つ目に待ち受ける孵化の作業においてもバカ高い資金を求められるため、資金の貯蓄具合によっては5つ星が獲得できないレベルにまで追い詰められる可能性もある。 そういった意味では彼女の存在は史上最凶の恐竜であり、無事作れるようになった頃には「もう二度と同じ過ちを繰り返したくはない」と思うことは間違いないだろう。

シリーズでの活躍[]

「ジュラシック・ワールド」及び「サバイバル・キャンプ」に登場。ただしサバイバル・キャンプでは序盤のみ、ワールド本編の裏での登場となった。驚異的な能力でパークを崩壊させ、ヴェロキラプトルの群れとコミュニケーションをとり人間にけしかけるが最終的に彼らの制御を取り戻したオーウェン・グレイディとそのラプトル達、そしてそこに現れた最強のティラノサウルスを前に追い込まれ、最後はモササウルスの奇襲で水に引きずり込まれて死亡、インドミナス・レックスという種は絶滅した。

その後、「炎の王国」では白骨死体が登場(本作でもラグーンの装飾アイテムとして利用可能)。この骨に残されたDNAがまたもや災禍を招くことになる。

ゲーム作品、メディア展開ともに豊富であり、一作だけながら圧倒的な存在感を見せつけたシリーズの人気者である。

ギャラリー[]

関連項目[]

陸上生物 アウストラロヴェナトルアクロカントサウルスアトロキラプトルアパトサウルスアマルガサウルスアラモサウルスアルバートサウルスアロサウルスアンキロサウルスアンキロドカスアーケオルニトミムスイグアノドンインドミナス・レックスインドラプトルウエルホサウルスエウオプロケファルスエドモントサウルスオウラノサウルスオロロティタンオヴィラプトルカスモサウルスカマラサウルスカルカロドントサウルスカルノタウルスガリミムスキアンゾウサウルスギガノトサウルスギガントスピノサウルスギガントラプトルクリトンサウルスクリョロフォサウルスケラトサウルスケントロサウルスコエロフィシスコリトサウルスコンカヴェナトルコンプソグナトゥスサウロペルタシノケラトプスシノサウロプテリクススコミムススコーピオス・レックススティギモロクスティラコサウルスステゴサウルスステゴケラトプスストルティオミムススピノケラトプススピノサウルススピノラプトルセギサウルスタルボサウルスチュンキンゴサウルスチンタオサウルスティラノサウルス・レックステリジノサウルスディプロドクスディメトロドンディロフォサウルスデイノケイルスデイノニクストリケラトプストロオドントロサウルスドラコレックスドリオサウルスドレッドノータスナーストケラトプスニジェールサウルスノドサウルスバリオニクスパキケファロサウルスパキリノサウルスパラサウロロフスピロラプトルファヤンゴサウルスブラキオサウルスプロケラトサウルスヘレラサウルスペンタケラトプスホマロケファレポラカントゥスマイアサウラマジュンガサウルスマメンチサウルスミクロケラトゥスミンミムッタブラサウルスメガロサウルスメトリアカントサウルスモノロフォサウルスモロス・イントレピドゥスユウティラヌスユタラプトルリストロサウルスヴェロキラプトル
翼竜 ケアラダクティルスケツァルコアトルスゲオステルンベルギアジェホロプテルスズンガリプテルスタナトスドラコンタペヤラディモルフォドントロペオグナトゥスバルバリダクティルスプテラノドンマーラダクティルス
  水棲爬虫類 アテンボロサウルスアーケロンイクチオサウルスエラスモサウルスクロノサウルスショニサウルススティクソサウルスダンクルオステウスティロサウルスノトサウルスプレシオサウルスメガロドンモササウルスリオプレウロドン
  1. 白亜紀に生息した巨大ワニ
  2. なお、50口径の銃弾といえば本来重機関銃や対物ライフルという人間に向けるには過剰な代物の銃弾である
  3. fpsなどで感覚がマヒしている人も多いかもしれないが、現代の銃は基本急所に当てれば一撃で人間を殺せる
  4. ジェット機のエンジン音に等しい
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