だが、もし君のような人間がその場にいて、人々の思い上がりをいさめていたとしたら?
~ イアン・マルコム ~
概要[]
本作には「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の後の独自のストーリーを描くキャンペーンモードと、この「カオス理論モード」が存在する。
カオス理論モードでは、あなたがかつて劇場で見たあの恐竜たちの映画のIFが描かれる。映画の世界に飛び込み、本編とは異なる別の結末を見届けよう。
ジュラシック・パーク[]
ジョン・ハモンドやヘンリー・ウー博士、パーク内システム担当のリリー・ハルフォードのサポートの下、あの伝説のジュラシック・パークを本当に開園させよう。前作追加シナリオ「Return to Jurassic Park」で描かれた後日談とも違う、最初からパークを成功させるシナリオ。
ここでは前作からさらに強化されたパーク経営を、キャンペーンモードで培ったシステムの知識を活用しつつ学んでいく。前作を経験済みの方でも最初は慣れないこと間違いなし。だが、ここで迫り来るハリケーンやスタッフの妨害、資金繰りにうまく順応できなければ、今後のステージはもちろん、またTレックスがゲストを貪ることになるだろう。チュートリアル的な側面が強いが、最終的なクリア条件は★5であるため、最後まで油断しないように。
ジュラシック・パーク:サンディエゴ[]
マルコム博士やハルフォードさん、管理職のロン・トンプソンと共に、あのやべー奴らが暴走しなかったであろうソルナ島から運ばれてきた恐竜たちを使い、廃園となったはずのジュラシック・パーク:サンディエゴを開園させる、「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」のIFを描くシナリオ。ちなみにラドローさんは登場しない。
前ステージで学んだパーク経営のいろはを駆使し、ジュラシック・パーク:サンディエゴを成功へと導こう。本作でのパーク経営に慣れた方なら、評価のノルマも一つ低い★4なので、さほど難しくはないはず。
イスラ・ソルナ島:サイトB[]
ここから時代はジュラシックワールドへ。ジュラシック・ワールドの開園にあたり、イスラ・ソルナ島から恐竜は大半が輸送されたということは、シリーズの裏設定に詳しい方ならご損時だと思うが、今回は実際にサイモン・マスラニやハルフォードさん、ウー博士と共にソルナ島で恐竜たちを捕獲していく。
久々にパーク経営抜きのオペレーションとなる。恐竜たちを麻酔でひっ捕らえ、いったん檻の中で適切な生活環境を整えてやったのちにヌブラル島へ輸送していこう。ちなみに今回はお腹からあの間の抜けたジングルを鳴らすスピノサウルスが久々に再登場するのだが...。
ジュラシック・ワールド[]
さあ、いよいよパークから世界へ進出だ。マスラニさんやウー博士、うるせぇ守銭奴カボット・フィンチと共にジュラシック・ワールドを2015年の大事件を繰り返すことなく成功させよう。パークが拡大するにつれて、経営担当が必要になったことでなぜか最初から優しいクレア・ディアリングが、ヴェロキラプトル4頭を孵化させた頃に、彼女らを含めた恐竜のスペシャリストとしてオーウェン・グレイディがパークにやってくる。そしてウー博士はパークにさらに人を呼び込むための計画があるらしく...?
カオス理論モード最難関。同じイスラ・ヌブラル島のはずなのに今回はハリケーンはおろか竜巻までやってくる。ここではついに古生物最後のカテゴリー、海生爬虫類が解放される。ミッションではモササウルスを解き放つことになるだろう。ここではさらに移動評価の概念が追加され、モノレールの使い方を覚えることになる。凶暴な肉食恐竜も複数飼育することになるため、安全には特に注意しよう。評価のノルマは★5、しかし複雑化したシステムから、ジュラシック・パークの時よりもかなり難しくなるが、客を呼ぶ獰猛な恐竜たちはたくさんいる。チャレンジモードに進む前に、パーク経営を自分なりに極めよう。
イスラ・ヌブラル島への帰還[]
イスラ・ヌブラル島は恐竜の世界と化した。DPG職員やクレアやオーウェン、カボットと共に、火山が噴火しなかった島で恐竜たちに最後のケアをしてあげよう。その為前作追加シナリオ「クレアのサンクチュアリ」とは異なる結末が描かれる。
今回もパーク経営はなし。レンジャーチームや捕獲チームを駆使し、ヌブラル島に生息する恐竜たちを一部捕獲、収容して飼育する。最後は人間の創造物をすべて破壊し、この島を人の痕跡の残らない恐竜たちの楽園にしよう。そして、島のジャングルには...?