コンプソグナトゥスは小型の捕食者だけど、決して甘く見ないで。 恐らく獰猛なハンターよ。
カジャル・ドゥア
概要[]
コンプソグナトゥス(Compsognathus)は、ジュラシックワールド・エボリューション2に登場する恐竜の一種である。
サンドボックス以外で飼育できるモードは、以下の通りである。
モード名 | 解除条件 | 出現ステージ |
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キャンペーン | 登場せず | N/A |
カオス理論 | ゲノムデータを50%集め、孵化場より囲いの中へ解き放つ。 もしくはシナリオを進行させた段階で入手できる個体を囲いに入れる。 | ◯ジュラシック・パーク ◯ジュラシック・パーク:サンディエゴ |
チャレンジモード | 指定されたゲノムデータを採取し、孵化場より解き放つ。 もしくは野生の個体を捕獲する | ◯カナダ ◯イギリス |
説明[]
コンプソグナトゥスは存在した中で最も最小の獣脚類のひとつで、体長1m以下、体重2kg強で、ほぼニワトリと同じくらいの大きさ。
小型でもコンプソグナトゥスは肉食恐竜で、スピードと敏捷性でトカゲや昆虫、他の小型恐竜でさえ仕留める。 コンプソグナトゥスの名前は「かわいい顎」という意味で、長細い鼻から取られている。
生態[]
ジュラ紀のヨーロッパに生息していた小型の肉食恐竜。その特徴はやはりその小さな体躯だろう。体長は1m弱、体重は2kgほど。つまり林檎4個分と等しいというわけだ。こんなにも小さいものだから普通は大きな恐竜など到底狩れない。なので主食は小動物だったといわれている...というか実際にコンプソグナトゥスの化石からトカゲの化石が見つかっている。
コイツの化石は2つしか見つかっていない...が、侮ることなかれ、その2つの化石はほぼ完全な全身骨格なのである。おかげで研究がとても進んだ種の一つとなっている。近年では近縁種であると考えられている小型恐竜の皮膚の痕跡から、彼らと同様に全身を覆う羽毛が生えていたと考えられている。
フィールドワーク[]
小型とて侮るなかれ! 映画を見たことがあるなら分かるはずだ、コイツがどれだけ恐ろしい恐竜かを!
まず覚えていただきたいことは、コンプソグナトゥスが8頭以上の群れを形成して生活することである。 少しでも数が足りていないとすぐさまストレスを感じてしまう。 続いて2つ目にして究極の重要案件、彼女が暮らす生息環境は最低でも0.35の広さがなければならない。 その数値を身近なもので例えるならコインパーキング、20分100円で停められるような狭っ苦しいスペースを与えてやれば大満足してくれる・・・。
・・・この時点で分かったかもしれないが、彼女の生息環境を整えることはとても簡単で、本当に狭い囲いの中に砂をありったけ放り込んでやるだけで文句を言わず生活してくれる。 個体数もキッチリ8頭作る必要はなく、大体5,6頭くらいいれば心地よさの閾値ギリギリをキープ出来、仮にダメだと言われ不満を抱かれたとしても何ら問題などない。 何故なら彼女らのパワーは最低耐久力の電子フェンスすら破れないほど低い。
ゲームリリース当初は映画よろしく群れで人間を八つ裂きにすることはなかった…のだが。アップデート5で、ファン待望のグループハントが実装。人間やヤギをディーターよろしく群れで狩れるようになった。
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攻略時における留意点[]
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ゲームに実装されている生物の中では特に扱いが楽であり、前述した通りいくらストレスを溜めても檻を破ることは一応ないため[1]、理論上心地よさが0%でも寿命まで飼育することができる。 ただしその分アピール値は低く、同士討ちをすることもあるため注意しよう。
人間からの評価はイマイチだが、恐竜達からのウケはいいらしく、肉食・草食問わず「 同居しても大丈夫! 」と言い張るほどの人気っぷりを誇っている。 飼育条件も緩いため、大型肉食恐竜らのお供として飼育すると、種のペナルティを軽減できる意味合いで都合がいい。 ただし小型肉食恐竜とは絶対に同居させてはならない。「いやいや、ゲーム内で共存できると書いてあるのに何を言ってるんだ?」と思われるかもしれないが、実は当ゲームにおける共存のシステムは「好き」のカテゴリーに記載された恐竜が同じ囲いにいても気にならない、つまり「そいつが生きてようが死んでようが、私は知らないし別に知りたくもない」という意味に他ならない。 これを肉食恐竜の思考回路に翻訳してやれば「アンタがウロチョロしててもまぁ気にしないけど、もしアタイが空腹だったりムシャクシャした時に来たら、どうなっても知らないわよ?」という事になる。
つまりヴェロキラプトルにせよコエロフィシスにせよ、最初はコンピーが傍を駆け回っていても意に介さず素通りするが、何かの拍子に襲いかかってそのままパクリとしてしまう場合があるため、例え相手側の「好き」にコンピーが入っていてもそれは「(エサとして)好き」という意味になってしまうことをしっかりと覚えておこう。特にコエロフィシスに関してはアップデートでコンピーと同じ「腐食性」グループに入ったが相変わらず他の腐食性の種を殺してしまうので最近新たにゲームを始めた人は騙されないように。
シリーズでの活躍[]
映画での初登場は「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」から。おなじみ「コンピー」の愛称をつけられており、その小さな体に登場人物も観客も、「どうせ大した活躍はできないパラサウロポジだろう」と高をくくっていたが、序盤からいきなり人間の少女に重傷を負わせる。
さらに映画が進むと同族に対してナメてかかり、いたぶられたからか軽く20頭は超えていそうな大群で件の恐竜ハンターを八つ裂きにした。川に血が広がっていくシーンに、観客は改めてこのコンプソグナトゥスという生物は小型ながらも肉食恐竜であることを思い知らされ、戦慄したことだろう。
その後はチョイ役で出演したりしなかったり。「新たなる支配者」では相変わらず人間の少女を襲っており、ロストワールドから長い間人間を襲うシーンがなかったが25年ぶりに観客にコンピーの恐ろしさを見せつけたといえよう。傍からみるとコンピーと少女が戯れているように見えなくもない
ゲーム作品では出演する機会がなかなかに多いのだが、ひと昔前のGBAあたりの作品ではよく出演していたのがそこから20年近くご無沙汰だった。それでも近年では前作の最終DLCや「アライブ」など美しい3Dグラフィックで描かれたコンピーを楽しむことができる。
ギャラリー[]
余談[]
- 当ゲームのデータベースに登録されている恐竜は、各種解説のほかに出演作のエンブレムが付いているのだが、コンピーは炎の王国に登場していたにも関わらずそのエンブレムが付いていなかった...がアップデートでちゃんと追加された。
注釈[]
- ↑ 電気フェンス(小)のみ、柵を破壊せずに脱走するケースが稀に起こる。