ダチョウやエミューを見てから、この最新恐竜、ストルティオミムスを見れば、関連性が分かるね。絶滅から再生した恐竜の中で、一番鳥に近いやつのひとつだ。だって、歯じゃなくてクチバシがあるからね。こいつは群れでの行動を好む草食恐竜だよ。パークに入れるにはいいと思うね。
~アイザック・クレメント~
概要[]
ストルティオミムス(Struthiomimus)は、ジュラシックワールド・エボリューション2に登場する恐竜の一種である。
サンドボックス以外で飼育可能なモードでは、以下の通りである。
モード名 | 解除条件 | 出現ステージ |
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キャンペーン | 出現せず | N/A |
カオス理論 | ゲノムデータを採取し、孵化場から解放する。 | *ジュラシック・パーク
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チャレンジモード | ゲノムデータを採取し、孵化場から解放する。 | *カナダ
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説明[]
約7500万年前の北米大陸に生息していた、オルニトミムス科の恐竜。長い首や脚、クチバシなどがダチョウやエミュー等との遠い先祖であることを示しており、ストルティオミムスの名は、そこからとって「ダチョウもどき」という意味でつけられた。
近縁種であるガリミムスやオルニトミムスなどのクチバシからフラミンゴのように小型の甲殻類を濾し取っていたと考えられていたが、本種は胃石(わざと石を飲み込み、胃の中で植物をすりつぶす、臼歯のような役割を果たすもの。竜脚類にもみられる)が発見されていることから、他のオルニトミムス科の恐竜と同様に草食に近い雑食であったとも考えられるようになった。
ガリミムスと同様に足が速く、短いものでも時速60km前後、中には時速110km(自分より小さいチーターと同等)であったと考える説もある。どれをとってもウサイン・ボルトを軽々と追い越し、乗用車に追いつくスピードだといえばそのすごさが分かるだろうか。
ちなみにストルティオミムスはティラノサウルスやトリケラトプス同様に恐竜時代の最後まで生き残っていたとされている。
フィールドワーク[]
ストルティオミムスは狭い囲いの中に最低3頭の仲間と、つる植物など葉(低)を提供する古植物とわずかな水場、小さな森をその中に要求する。そして何よりその中に肉食恐竜のいない平和な環境を望むだろう。
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あまり力がなく、飼育環境の条件も緩いことからそうそう逃げ出すことはないものの、オルニトミムス科の恐竜と侮ることなかれ。もし檻をブチ破って外に出ようものなら、恐竜の中では小さい体躯とはいえど150kgもの重量を誇る生物が乗用車以上のスピードで突っ込んでくることになる。そんな衝撃を食らったゲストはたちまち気絶し、当たり所が悪いと昇天してしまうだろう。弁護士の準備をせねば...。
飼育時の留意点[]
一番最初から飼育可能であることが多いこの恐竜、何と評価値は14。これはドリオサウルスやホマロケファレ共々全生物の中で最も低い。
同時に他の恐竜が飼育可能なことも多いというのにどう使えというんだ!と言いたくなるが、こいつらには重要な役目がある。それは「種の多様性ペナルティ」の低減である。本作では古生物の種類が少ないと恐竜評価にこのペナルティを課され、客足が遠のいてしまう。となると必然的に恐竜の数を増やさなければならないわけだが、こいつらは評価値こそ低いが超安値で作ることができる。
中でもストルティオミムスは他の2種類よりDNAが集まっていることがあったり、多くのステージに出現したりしていて、誰もがお世話になるだろう。パークが発展し、ティロサウルスやモササウルスが猛威を振るい始めるよりもずっと前、特にチャレンジモードのドイツでは一番なくてはならない存在になる。
我々は彼女の恩を忘れず、長くティロサウルスを眺めながらパークを発展させなければならないのである。PVのようにマジュンガサウルスのおやつにするなどもってのほかである。
シリーズでの活躍[]
ゲーム作品に出演している。
出演作はSFCの「ジュラシックパーク3・恐竜にあいにいこう」やスマホの「ジュラシックワールド・アライブ」、そして前作「ジュラシックワールド・エボリューション」および本作となる。比較的マイナーであるが、「アライブ」では中堅としてのポジションを維持しており、あのT-レックスと同等のレアリティで、詳細は関連Wikiに譲るが、これがなかなか強い。ただしなぜかヨーロッパにしか出現せず、日本で入手するには苦労するだろう。