概要[]
ダンクルオステウス(Dunkleosteus)は、ジュラシックワールド・エボリューション2に登場する魚類の一種である。
有料DLC「 古代海洋生物パック」に収録されている生物で、該当するパックを購入しない限り、出現することはない。
説明[]
デボン紀後期に生息していたダンクルオステウスは、強力な顎によってどんなに頑丈な鱗や甲羅もかみ砕ける頂点捕食者だった。
この属の名前は、頑丈な頭骨に由来している (オステウスとはギリシャ語で「骨」を意味する)。成体は体長 10 メートル、体重 4 トン以上になることもある。
フィールドワーク[]
今からおよそ3億8,200万年前。 考えただけでも億劫になってくる途方もない年月を越えて、現世へと蘇った板皮類と呼ばれる古の魚類。 それこそが当記事にて紹介する「ダンクルオステウス」である。
体長10メートルを超える巨体と、頭に備わる板皮と呼ばれる所以の甲冑の如き頭。 そして乗用車をも軽く噛み潰せる能力を備えた恐竜の王様こと「ティラノサウルス」と肩を並べるほどの咬合力を誇っていた怪物的魚類。 そんな彼女を飼育する際は青木水をたたえたラグーンにて丁重な扱いをしてやらなくてはならない。 ただしその生息域はそこまで広くなくてもよく、ラグーン3つを連結させてやって、海生用魚食フィーダーを設置してやればそれで満足してくれる。 結構安上がりな王である。
最適な生息環境 | |
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エサは前述した海生用魚食フィーダーより提供される魚を好んで食べるが、海生用サメフィーダーから給餌させることも可能である。 水中より飛び出しダイナミックに餌を食べる姿は多くの人々を感動させるのだが、メインはあくまで海生用なため、サメフィーダーのみ建設した状態だとストレスを溜めるのでそこだけ注意しよう。
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生前は生態系の頂点に立つほど凶暴な種と言われており、自身の腹を満たすべく見境なしに他の生物に襲いかかったとされている。 しかしこのゲームでは意外なことに嫌いな種はいないことになっている。 そのため原則、イクチオサウルスやリオプレウロドン、更にはモササウルスといった大型種とも生息域を共有してくれる。 ただしあくまで生息域を共有しても大丈夫と言っているだけであって「全くケンカしない」とは一言も言っていない。 その時の気分次第では多種を攻撃したり、最悪殺害してしまうこともあるので、彼女を飼育する際はその旨をしっかりと留意しておくこと。
飼育時における留意点[]
前述したパックを購入しないと出現しないため、有料DLCに目もくれないパーク運営者の元には現れることはない。
控えめに言ってカッコいい姿をしているため、さぞ人気者なんだろうな〜と思いきや、なんとビックリなことにコイツの評価値はたったの「156」しかない。 これは全13種類実装されている海洋爬虫類の中でぶっちぎりのブービーという、非常に低いポイントである。確かに裏を返してしまえばコイツは巨大な魚でしかないのだが、それにしたってこのアピール値は低すぎる。 ここの世界に住む住人達から向けられた冷めた眼差しを受けて、この板皮類は何を思うのだろうか。
我々のような古生物の触れる機会のない人々にとっては信じ難いアピール値を持つ彼女だが、逆にその低さが幸いして、イクチオサウルスやプレシオサウルスといった生物と同じ初期状態で研究できる生物であることは、チャレンジモードなどにおいてはかなりの強みとなる。 発掘場および孵化に必要な費用が低いこともあって、安価でカッコいいその姿を生み出せるのは、ゲームシステムにおいてもプレイヤーにおいても最大の利点となる。 そういった意味では「ステゴサウルスなんて見飽きた」とか言ってのけるパーク来園者達の感性に感謝すべきなのかもしれない。
余談[]
- 当ゲームに実装されたデボン紀の生物はダンクルオステウスが初であり、現状における最古の時代より参戦した生物である。
- システム上仕方のないことだが、このゲームでは、ダンクルオステウスの琥珀が見つかる。 しかも大量に。
- 蚊がデボン紀にいる・いないといった話以上に、生涯ずっと海の中にいたコイツの血を吸った豪傑がいたという事実に、ただただ驚くばかりである。