Tレックスほど象徴的な恐竜はいないわね。 草食恐竜と肉食恐竜の違いが分からない人でもティラノサウルス・レックスのことは知ってるわ。 近くで見て、Tレックスの視線を感じれば...なぜTレックスが白亜紀の覇者だったのか、分かるはずよ。
クレア・ディアリング
概要[]
ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)は、ジュラシックワールド・エボリューション2に登場する恐竜である。
サンドボックス以外で飼育可能なモードでは、以下の通りである。
モード名 | 解除条件 | 出現ステージ |
---|---|---|
キャンペーン | 登場せず | N/A |
カオス理論 | 孵化場にて孵化、もしくはシナリオが進行する過程で入手可能。(*付きのステージのみ) | ◯ジュラシック・パーク
◯ジュラシック・パーク:サンディエゴ* ◯ジュラシック・ワールド |
チャレンジモード | ゲノムデータを50%採取し、孵化場より囲いの中へ解き放つ。 | ◯カナダ ◯イギリス |
説明[]
最も有名な恐竜、ティラノサウルス・レックスは、体格、パワー、攻撃性から「暴君トカゲ」という意味がつけられるほど、世界中で恐ろしさを認知されている。
体長約13.5m、体重8t、科学で判明している中で最も強力な顎に鋸状の歯が並び、当時の頂点捕食者だった。
フィールドワーク[]
地球上に存在した中で最も巨大かつ凶暴なティラノサウルス・レックスを飼育することは容易ではない。
・・・と思われがちだが、実際のところ彼女が好む環境を整えることは非常に容易で、広めのスペースにわずかばかりの森林、砂とエサに加えてぺんぺん草1つも生えていない広場を用意すれば、暴君と称される肉食恐竜を満足させることができる。トップクラスのアピール値を持ちながら(周囲の環境に関しては)かなり寛容な部類であり、経営者としては実にありがたい恐竜と言えよう。
「広い敷地内に草やら木の実やら食物繊維がたっぷり生えてないとヤダ!」 などと宣う竜脚類らは、是非とも彼女を見習ってほしいものである。
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ただしこの程度の環境すら整えられない運営者には当然の如く怒りを向け、自身を縛る鉄柵を壊した挙句、来園者らを蹴り飛ばしたりモリモリ食べてしまう気性を持ち合わせているため、チワワを飼うような気持ちでティラノサウルスに向かわないよう注意しよう。
エサとして食すのは当然肉類であり、生肉よりは生きた動物を好む傾向がある。 最低でも1頭の生きた恐竜、もしくは生き餌フィーダーを設置しなければストレスを感じてしまうため、エサは決して絶やさないように。
前作ではハイブリッド種を除けば最強の強さを誇っており、今作でも基本支配力では他の大型肉食種を凌駕するティラノサウルスだが、今作では戦闘の仕様変更のために大きなハンデを背負っている。
今作の戦闘は開始時点の互いの「スタミナ」の量が結果に多大な影響を及ぼす(スタミナが減るにつれ戦闘力に強烈なデバフがかかり、スタミナ下限の恐竜は格下の恐竜との戦闘ですらワンパンで死亡してしまうほど戦闘力が下がる)のだが、今作の仕様として、陸上戦闘の際は高確率で支配力が高い方が相手に駆け寄ってスタミナを消費する形で戦いが始まる。この仕様の影響で、支配力が高めのティラノサウルスは必然的にスタミナ減の戦闘力デバフが生じた状態で戦闘が始まるケースが多く、状況次第でステータスで勝るはずのギガノトサウルスやアクロカントサウルスなどにも負け得る、なんとも世知辛い状態となっている。
一応、戦闘力に上方補正がかかる特性をデフォルトで有する数少ない大型肉食恐竜という形で優遇はされており、25%の確率でこの特性を勝ち得た個体であればコンディションが悪くなければほぼ無敗となる。後述のレクシィのようにやたらと強い個体が活躍した原作再現だろうか。
攻略時における留意点[]
アピール値が「1266」と高いため、パークの評価を上げるのにうってつけの一頭である。 特にカオス理論モードにおいては、同じく評価値を稼げる古生物の代表格ことモササウルスが使えないシナリオが多い上に、シナリオの進行上無償で手に入るため、攻略において非常に重宝する存在である。
大型かつ人気のある恐竜にしては珍しく、上記の通り飼育条件もゆるい部類に入るため環境を整えるのが容易で、心地よさの閾値を最低でも90%以上に引き上げておけば、嵐の到来にも耐えてくれる非常に優秀なステータスを持っている。(ただし時たまケガはするため、そこはご愛嬌)
そんな彼女であるが、作成する際に多額の費用が必要となるという欠点が存在する。 本作は資金を確保することが非常に難しく無駄な出費をトコトンまで抑えないと簡単にゲームオーバーとなってしまうため、発掘地のアクセスから卵の孵化に至るまで軽く 300万ドルを吹き飛ばしてしまうティラノサウルスは、なかなかを通り越して致命的な問題を抱えていると言ってもいい。
特にチャレンジモードにおいては研究可能となる条件が「生物同士を対戦させて二勝させる」という心底面倒くさいものであるため、よほどの事でもない限り彼女の出番が来ることはない。
シリーズでは[]
言わずと知れた恐竜の代表格であるため、ジュラシックパークシリーズでも「Battle at Big Rock」を除く全作品に登場している。活躍の大小こそあれど、必ず主人公たちに襲い掛かるとてつもない脅威として描かれる点は共通している。
本作を始めとしたゲーム作品にも当然の権利と言わんばかりに参戦、非常に強力な恐竜として扱われている。
特に「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・ワールド」「ジュラシックワールド:炎の王国」「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」に登場し(本作の「炎の王国」カオス理論ステージにも登場する)、シリーズの顔ともなった通称レクシィと呼ばれる個体は絶大な人気を誇る。「ジュラシック・ワールド」では「『ジュラシック・パークlll』でライバルにやられた仲間」の敵を討つ義理堅い(?)一面も見せ、アロサウルスやケラトサウルスを始めとしたソルナ島の恐竜も流入し魔境と化したヌブラル島でも頂点捕食者として君臨するなど、大きな存在感を見せるシリーズのスターである。
なお、1988年に生まれたレクシィは現在34歳であり、大体30年ほどとされる種としての寿命を突破している。27歳で最凶のアイツとも渡り合った彼女だが流石に寄る年波には勝てず、監督曰く「新たなる支配者」においては全盛期を過ぎて人生の終わりに近づきつつあるようだ。
ギャラリー[]
関連項目[]
- アクロカントサウルス
- カルカロドントサウルス
- ギガノトサウルス
- ティラノサウルス・レックス