子供の頃に、空腹の状態で海に入るなと言われましたよね? この捕食者、ティロサウルスの場合は、海に入ったらあなたが食べられてしまいます。 いやこれは、まさしく船乗りの悪夢ですよ。
カボット・フィンチ
概要[]
ティロサウルス(Tylosaurus)は、ジュラシックワールド・エボリューション2に登場する水棲爬虫類の一種である。
サンドボックスモード以外で登場するモードは、以下の通りである。
モード名 | 解除条件 | 出現ステージ |
---|---|---|
キャンペーン | 登場せず | N/A |
カオス理論 | 登場せず | N/A |
チャレンジモード | 水棲爬虫類を3頭孵化して放ったのち、ゲノムデータを集めラグーン内に解放する。 | 全ステージ |
説明[]
ティロサウルスは白亜紀後期にアメリカとカナダを通る西部内海路に初めて存在した大型海生爬虫類。
体長最大14mになるティロサウルスは存在した中で最大のモササウルス科の一種で、海洋での頂点捕食者だった。
研究ではサメ、プレシオサウルス、モササウルス科の他の仲間も食べていたことが示されている。
生態[]
白亜紀後期の地球の海に君臨していたモササウルス科の爬虫類。最大で全長14mほど、モササウルスにこそ大きさは劣るが、それでも最も凶暴で恐ろしい捕食者の一種であったと考えられており、実際に自分より小さな生き物の多くを襲って食べていたと考えられている。ワニのような長い口、流線型の長大な身体と半月状の尻尾、ヒレの形になった前肢などの特徴もモササウルス科の種の特徴である。
名前の意味は「コブのあるトカゲ」で、これは吻部の突起に由来するもの。長い口に無数の歯が生えており、この無数の歯で獲物を抑えつけていたようだ。またこの歯は同族にすら向けられていたようであり、同じティロサウルスの噛み跡が残った化石までもが発見されたことがある。どうやらこれほどの巨体を維持するのは簡単ではなかったようだ。
フィールドワーク[]
大型の水棲爬虫類であるティロサウルスは、非常に広いラグーンを必要とする。 餌は海生用魚フィーダーより提供される魚しか食べず、海生用サメフィーダーを用意しても絶対喰らいついてくれない。
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最適な飼育環境 |
顔こそイカツイものの、見てくれが細っそりしているせいか全身ゴッツゴツのモササウルスと比べれば弱そうに見える。 というか事実弱いため素の状態で挑んだ場合は確実に返り討ちにされてしまう。
だが若干パワーが劣るだけで気性自体は凄まじいほどに荒く、自身と同じくらいの大きさの海生爬虫類全てに強い敵意を表し、それ以外にも実装されている水棲爬虫類すべてに対して牙をむく可能性がある。 支配力の数値や弱った個体であれば同族であるはずのティロサウルスにすら襲いかかってくるため、スマート故に穏健派かもという淡い期待は早々に捨てた方がよい。
攻略時における留意点[]
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キャンペーンモード、カオス理論モードには登場せず、当ゲームの拷問所的存在であるチャレンジモードにのみ登場する。
そんなティロサウルスであるが前述の責め苦をクリアする過程において非常に欠かせない存在として登場し、彼女が使えるか否かで難易度が大きく変わってしまうほど重要なウェイトを占めている存在でもある。
ティロサウルスの価値を高めている最大のポイントは、彼女のアピール値であり その数値は「1661」と当ゲームに実装されている生物中5位[1]の座に着くほど非常に高く設定されている。 その割に飼育コストがとても安価で、発掘地から孵化までにかかる費用は300万ドル、孵化するだけなら100万ドル程度で作成できてしまう。
さらに上位の連中を作成するには初期費用として研究費用 + 発掘場へのアクセス費 + 科学者のスキルアップで300万円、1匹孵化するまでに最低でも200万ドルほどかかってしまう。(なんなら2位と3位は必要コストが1位よりも高い) これなら誤差範囲と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、今作は資金を調達することが非常に難しいゲーム性となっているため、たった100万ドル稼ぐだけでも非常に多大な時間を要し、場合によっては詰んでしまうケースにも陥りやすい。 そんな中で高い人気かつ比較的良心的な費用で作成できる彼女の存在は、いかに大きいものであるかが分かることだろう。
この素晴らしいまでの長所は唯一の舞台であるチャレンジモードにおいて遺憾無く発揮され、特に最初のステージであるカナダにおいては彼女が6匹いるだけで最高難易度のジュラシックをクリアするための条件を1つ解決してくれるなど、鬼に金棒的な働きをしてくれる。 どのステージでも星評価2つ以上、水棲爬虫類3匹投入という苦しめな条件こそあれど、それに見合うリターンはきっちりしてくれるため是非とも彼女に出会えるよう頑張っていただきたいところである。
シリーズにおける活躍[]
古くはGBAの「恐竜にあいにいこう」など。
一番有名なゲーム出演作は「Jurassic Park:The Game」だろう。のちに「ワールド」にてモササウルスが登場してから同作に登場していた海生爬虫類がティロサウルスとして扱われるようになった。同作ではパークの非公開の巨大水槽で暮らしており、主人公たちに襲い掛かる脅威の1つとして限定的な出番ながらも強烈な印象を植え付けた。
同作での活躍もあってか、「ジュラシック・ワールド:ザ・ゲーム」ではモササウルスよりも高いレアリティに位置付けられての登場となった。
余談[]
リリース当初は海生(小)の種と共生できると書いてあったが、当時から見つけたら血祭りにあげるというスタンスだったので全然共生できていなかった。結局この共生関係はアップデートで削除された。
あとリオプレウロドンをどいうわけか名指しで嫌っていた。がやはりリオプレウロドンじゃなくても同じ海生(中)の中型の爬虫類に襲い掛かっていた。これもアップデートで削除された。
出典[]
- ↑ 1位はモササウルスで2位はケツァルコアトルス、3位がメガロドン、そして4位は同率でインドミナス・レックスとインドラプトルである。