ジュラシックワールド・エボリューション2 Wiki
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全部見終えたって思ったかもしれないけど、ここでテリジノサウルスの登場だ。信じられないほど大きな爪でしょ?実は植物を食べるために使っているんだ。本当だよ!その…ちょっと頼みたいことがあるんだけど…僕の髪に近付かせないようにして!

アイザック・クレメント

概要[]

テリジノサウルス(Therizinosaurus)は、ジュラシックワールド・エボリューション2に登場する恐竜の一種である。

DLC「バイオシン拡張パック」にて追加される。

説明[]

テリジノサウルスは、白亜紀後期のアジアに生息していたテリジノサウルス科に属する草食恐竜だ。体重は4,000kg以上にもなる。

学名は「刈り取るトカゲ」を意味し、50cm以上の長さがある大きな鉤爪を持つことに由来する。テリジノサウルスは、地球上に生息した生物の中でも最も長い爪を持っていたと考えられている。

生態[]

巨大な爪が特徴的な獣脚類。こんなナリだが現在では草食恐竜と考えられている。何気に全長およそ10m、体重およそ5tの巨体の持ち主である。同じ獣脚類のストルティオミムスと比較するとその大きさがわかるだろう。

こんなに大きさが違う。デカいなぁ…。

テリジノサウルス(または、テリズィノサウルスとも)の名前は「刈り取るトカゲ」という意味で、3本の指に生えた長い爪に由来する。その長さは1mにも達し、ほかの恐竜には見られない本種の最大の特徴であった。その用途にはやはりというべきか激しい議論が交わされており、1つは外敵への攻撃や異性へのアピールに使う武器であったというもの。もう1つは採餌用の道具であり、現代のナマケモノやアリクイのように植物をちぎったり昆虫をほじくり返して食べるのに利用していたというものである。食性についても長い間謎に包まれていた。というのも1948年にソビエト連邦の科学者によって発見された最初の化石は長い爪と肋骨の断片的な化石のみであり、頭骨が見つからず食性がまったくわからなかったのである。当初は長い爪で狩りをする大型の肉食恐竜と考えられることもあった。

しかしのちの時代にセグノサウルスやベイピャオサウルスなどの近縁種の発掘が進んだ結果、現在では草食恐竜として復元されるようになった。これらの近縁種は頭骨も発見されており、生えている歯はとても鈍く肉を嚙みちぎるような構造をしているものではなかったのである。さらに標本は腕が非常に発達・大型化しており、テリジノサウルス科の恐竜たちがその発達した腕で植物などを採取して食べていたことを裏付けるものであると考えられるようになった。先に昆虫食の可能性についても述べたが、これも実質的に否定されつつある。コンピュータを用いたシミュレーションでは、テリジノサウルスの長く湾曲した爪は穴を掘るのに適した形状ではないということがわかり、加えて羽毛恐竜の研究が進む中でテリジノサウルス科の多くの恐竜にも羽毛が生えていたと考えられるようになったが、これらの羽毛は穴を掘るうえで邪魔になる可能性があるとされたのである。つまり、虫をとるために穴を掘っていたとは考えづらいのである。

ここまでの内容やフィクションでの描写を考えるとじゃあやっぱり爪は武器になってたの?となるわけだが、ここ最近の研究ではそれに反対する説も出てきた。「新たなる支配者」でギガノトサウルスをぶち抜いて殺害した描写で一部の研究者たちが思ったらしく、テリジノサウルスの爪は細長すぎて映画みたいに激しい戦いでポキッ…となるどころかちょっとした荒事でも簡単に折れてしまうというのだ。爪は採餌や異性へのアピール、あるいは外敵への威嚇としてしか用いられなかったと考えられている。

生息域は東アジアで、当時大陸の一部であったとされている日本、北海道からも亜種の化石が発掘されている。この亜種は近年「パラリテリジノサウルス」として独立した種となった。当時の東アジアはデイノケイルスアーケオルニトミムスのようなオルニトミモサウルス科の恐竜やセグノサウルスなどの近縁種が生息しており、タルボサウルスは主な外敵であったと考えられている。なおデイノケイルスは大きな腕を持つ草食の獣脚類である点こそ共通しているが分類としてはオルニトミモサウルス科に入り、全くの別種であるため注意。


フィールドワーク[]

テリジノサウルスはその縄張りに小さな水辺と森林、そして葉(低)の古植物を要求する。実にシンプルである。

フレーム無し フレーム無し
最低限の生息環境

ジュラシック・ワールドシリーズのテリジノサウルスは縄張り意識がとても強い凶暴な草食恐竜として描かれており、本作においても同族と小さな生き以外の全ての動物に敵意を向ける恐ろしい恐竜となっている。またほかの恐竜たちもテリジノサウルスが同じ縄張りにいるだけで強いストレスを感じるようになっているので、絶対にほかの恐竜と一緒に飼育してはならない。

支配力も大型の肉食恐竜と渡り合えるくらいはあり、決して舐めてはいけないし、ストレスを感じさせればその高い攻撃力でフェンスをブチ破って暴れ出すだろう。そして大型の肉食恐竜と戦った暁にはトドメにその脳天を貫く。なんともフェイタリティな野郎である。なお、こいつだけ通常では肉食恐竜と同様にレンジャーチームによる誘導に従わないという特徴があるので、注意しよう。

なお、遺伝子的特性としてこんなに凶暴なくせして臆病やおとなしいの性質がつくことがある。穏健派の個体もいる、ということなのだろうか?別にこれらの遺伝子がついたからと言ってトリケラやらシノケラやらに喧嘩を売りに行かなくなるわけではないが。

攻略上で気になる点としては、とにかく孵化コストが高い上一度に一頭しか解放できないので個体あたり卵の作成コストが高い。アピール値も草食恐竜の中ではトップで1000を超えるので、扱いとしては大型の肉食恐竜と何ら変わらないだろう。

シリーズでの活躍[]

出演作は皆さんご存知「新たなる支配者」。バイオシンのサンクチュアリを盲目の一頭がうろついており、縄張りに入った鹿を視界に入るや否やすぐ殺すなど、その凶暴性が強調されていた。この個体は最終的に山火事の中でバイオシンの建物に避難。そこでサンクチュアリの支配者たるギガノトサウルスに出くわす。当初は爪を折られるなどやや押され気味だったが、後ろで気絶していたあるティラノサウルスが覚醒しギガノトサウルスをぶん回すと、姿勢を崩したギガノトサウルスに爪が見事クリーンヒット。そのままギガノトは死んでしまい、共闘したティラノとともに勝どきの咆哮を上げて去っていった。

それ以外でもその特殊な外見ゆえに人気が高く、数々のゲーム作品やグッズに登場する、フランチャイズの人気者である。

ギャラリー[]

関連項目[]

陸上生物 アウストラロヴェナトルアクロカントサウルスアトロキラプトルアパトサウルスアマルガサウルスアラモサウルスアルバートサウルスアロサウルスアンキロサウルスアンキロドカスアーケオルニトミムスイグアノドンインドミナス・レックスインドラプトルウエルホサウルスエウオプロケファルスエドモントサウルスオウラノサウルスオロロティタンオヴィラプトルカスモサウルスカマラサウルスカルカロドントサウルスカルノタウルスガリミムスキアンゾウサウルスギガノトサウルスギガントスピノサウルスギガントラプトルクリトンサウルスクリョロフォサウルスケラトサウルスケントロサウルスコエロフィシスコリトサウルスコンカヴェナトルコンプソグナトゥスサウロペルタシノケラトプスシノサウロプテリクススコミムススコーピオス・レックススティギモロクスティラコサウルスステゴサウルスステゴケラトプスストルティオミムススピノケラトプススピノサウルススピノラプトルセギサウルスタルボサウルスチュンキンゴサウルスチンタオサウルスティラノサウルス・レックステリジノサウルスディプロドクスディメトロドンディロフォサウルスデイノケイルスデイノニクストリケラトプストロオドントロサウルスドラコレックスドリオサウルスドレッドノータスナーストケラトプスニジェールサウルスノドサウルスバリオニクスパキケファロサウルスパキリノサウルスパラサウロロフスピロラプトルファヤンゴサウルスブラキオサウルスプロケラトサウルスヘレラサウルスペンタケラトプスホマロケファレポラカントゥスマイアサウラマジュンガサウルスマメンチサウルスミクロケラトゥスミンミムッタブラサウルスメガロサウルスメトリアカントサウルスモノロフォサウルスモロス・イントレピドゥスユウティラヌスユタラプトルリストロサウルスヴェロキラプトル
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  水棲爬虫類 アテンボロサウルスアーケロンイクチオサウルスエラスモサウルスクロノサウルスショニサウルススティクソサウルスダンクルオステウスティロサウルスノトサウルスプレシオサウルスメガロドンモササウルスリオプレウロドン
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