モノロフォサウルスを君に紹介しよう。ジュラ紀からやってきた無骨な狩人さ。こんなにカラフルなとさかを見ちゃったらもう、何日でも語れちゃうね。だけど、騙されちゃいけない。こいつは恐るべき狩人なんだ!
~アイザック・クレメント~
概要[]
モノロフォサウルス(Monolophosaurus)は、ジュラシックワール・エボリューション2に登場する恐竜の一種。
有料DLC「サバイバルキャンプ・恐竜パック」に収録されている恐竜で、該当する拡張パックを購入しなければ登場することはない。
サンドボックス以外で登場するモードは、以下の通りである。
モード名 | 解除条件 | 出現ステージ |
---|---|---|
キャンペーン | 登場せず | N/A |
カオス理論 | 登場せず | N/A |
チャレンジモード | ゲノムデータを50%集め、孵化場より囲いの中へ解き放つ。 | ◯カナダ ◯アメリカ北西部 |
説明[]
前頭部にある特徴的な突起が名前の由来になっており、「1つの隆起を持つトカゲ」を意味する。
モノロフォサウルスはジュラ紀中期に生息した肉食性獣脚類で、凶暴なアロサウルスの近縁にあたるが、体長は約5m、体重は450から680kgとアロサウルスよりも小さい。
生態[]
ジュラ紀中期の中国に生息した肉食の獣脚類。全長約5m、高さ7.5mほどで、小型肉食恐竜の部類に入る。1984年に始めて発掘されたこの捕食者の化石は、後述する頭部のトサカから「1つの突起をもつトカゲ」の意味を持つモノロフォサウルスの名を与えられた。この時の化石はほぼ全身の化石がそろった良質なものであったという。
特徴なのはそのトサカで、これは中空になっていたため、音を増幅し脅威を威嚇するのに使っていたという説や、メス個体へのアピールに使われていたという説がある。だが中空のトサカは、単に頭が重くなりすぎるのを避けるためであったともいわれている。
大抵の獣脚類はテタヌラ類とよばれる、尾の節の骨が固くつながった種族に含まれている。これはモノロフォサウルスも例外ではなく、更にその中でも原始的な構造を残す生物であったと考えられている。ジュラ紀に生息したトサカをもつ小型の獣脚類というと、ディロフォサウルスを思い浮かべる方もいらっしゃるだろう。だがディロフォサウルスは決してモノロフォサウルスと近縁でない...どころかケラトサウルス下目に分類されているので、もし将来あなたがモノロフォサウルスの化石をお友達とご覧になった際、決して「このモノロフォサウルスってあのジュラシックパークのディロフォサウルスの親戚なんだぜぇ~」とか言ってはならない。さもなくば大恥をかくことになるだろう...。
フィールドワーク[]
アロサウルスより小さい、アロサウルスより小さい・・・そんなに小さいっていうなよ、あんたそれしか言えんのか? などという声が聞こえてきそうなちっこい肉食恐竜、モノロフォサウルスは4頭の群れで生活を営む習性があり、それだけの大所帯を抱えるとなるとそれなりに広い敷地面積が必要となる。
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最適な飼育環境 |
エサは肉食獣フィーダーより配給される生肉で、生き餌フィーダーは必要ない。 ただヤギを襲わないほどヤワヤワな精神は持ち合わせていないため、食中毒のリスクがつきまとう肉食獣フィーダーはさっさと停止させて、ヤギを与えた方が医療スタッフらを喜ばせなくて済む。
飼育時の留意点[]
前述した有料DLCを購入することで使用が可能になる。
そこそこアピール値が高いため使えないことはないが、好きな恐竜が全くいない孤高の性格でコンピーとも共存できないのはちょっと痛いかもしれない。 それでもキチッと明言するあたり、初心者を騙くらかしてコンピーを食らう小型肉食恐竜らと比べてかなり良心的といえる。
シリーズでの活躍[]
長らく「ジュラシック・パークⅢ 恐竜にあいにいこう」などのゲームにしか出演していなかったが、2021年、彼に転機が訪れる。「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」第三シーズン出演のオファーであった。DPGによるヌブラル島の恐竜リストにも名が載っていなかったが、いつの間にかジュラシックワールドで造られていた模様(なお、DPGのリストにはほかにも名前が載っていない種はわりといる)。
ジュラシック・ワールド事件ののちに野に解き放たれた彼女たちは、あるとき珍しい人間、それも子供を発見したのである。血に飢えた肉食恐竜が逃がすはずもなく、同シーズン第三話にて、パーク内のペントハウスで彼らを追い詰めていくという大役を果たした。シリーズの映像作品に出演してからまだまだ日は浅く、その一年後にはついにジュラシック・ワールドシリーズはフィナーレを迎えた。だがこれはシリーズの終焉ではなく、新たなる時代の始まりである。本作の出演を含めて、これからも何らかの形でシリーズに出演しつづけることだろう。